【侵入者(Pale-spotted Large Geometrid Moth)トビモンオオエダシャク】
ベランダのアーモンドの樹の葉っぱが少しかじられていました。
もしや、虫がいるかもしれないと思い、樹をよーくみてみると・・・
見つけたっ。
おぇっ、気持ちわるっ・・・。

なんと、あのへんな幼虫がいました。
枝のふりしている気持ち悪いやつです。

気持ち悪いのを我慢して、とりあえず写真とりました。
今回は、こいつが何者なのか調べてみました。
トビモンオオエダシャクの名前と分類|和名・学名・英名を解説
調べてみると・・・おそらく・・・トビモンオオエダシャクの幼虫かもしれないと分かりました。
名前
和名: トビモンオオエダシャク(飛紋大枝尺)
学名:Biston robustus Butler
英名:Pale-spotted Large Geometrid Moth(確立された英名はなし)
分類
チョウ目(鱗翅目)
シャクガ科(エダシャク亜科)
ビストン属
トビモンオオエダシャクの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介

(↑ ラボ長にピンセットでとってもらいました。(/ω\) )
大きさ・体の特徴
(幼虫)
体長は終齢で約70〜80mm
体色は主に緑色や茶褐色で、周囲の枝や葉に擬態するための斑点や模様があります。
若齢(小さい段階)では頭部の突起は比較的小さく目立ちませんが、成長し終齢に近づくと頭部の突起が大きく発達して、枝に擬態するための特徴的な形状となります。
(成虫)
翅を広げた幅は、オス♂:50–62mm、メス♀:約80mm
翅の色は、灰褐色から茶褐色で、樹皮のような模様
トビモンオオエダシャクの生態と食性|どんな植物を好むか
生態・食性
(幼虫)
幼虫は、成長するにつれて枝や葉の色に合わせて体色を変化させることがあります。
日中は主に枝や葉の裏側に隠れており、捕食者から身を守るために擬態をしています。
動きは比較的ゆっくりで、危険を感じると尺取虫らしく体を折り曲げて体を伸縮させて逃げます。
越冬は蛹(さなぎ)で土中や落ち葉の中などに潜り込んでいます。
広食性で様々な広葉樹の葉を食べます。
代表的な食樹は、桜、リンゴ🍎、ナシ、クヌギ、ケヤキ、ツツジなどの葉っぱです。
(成虫)
オスは灯火に飛来しやすいです。
成虫の食性についての詳細な情報は少ないですが、一般的に蛾の成虫は花の蜜を吸うことが多いとされています。
食事をあまりとらない成虫もいるため、寿命は短い場合があります。
トビモンオオエダシャクの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
(幼虫)
幼虫は主に春から初夏にかけて見られます。
桜やリンゴ🍎などの葉っぱを探すといることがあります。
(成虫)
出現時期は、春先で、2月上旬から4月。
川敷や高原の草地などで見られます。
トビモンオオエダシャクは害虫か?|果樹への影響
トビモンオオエダシャクは、・・・害虫です。
幼虫がさまざまな広葉樹の葉を食べるからです。
一匹だけなら果樹の葉が被害を受ける程度は低いのですが、大量発生すると若葉を中心に食べられて樹が丸坊主になってしまいます。
トビモンオオエダシャクの名前の由来|「飛紋大枝尺」の意味とは
名前の由来は、次のとおりです。
「トビモン」=翅に飛び模様(翅(はね)に不規則に散らばった斑点模様や飛び石のように見える模様)があることから。
「オオエダシャク」=大型のエダシャク類であるため。

(↑ 葉っぱを食べていたのを見つかって驚いている頭部に突起のアクセサリーをつけた女性のイメージ)

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