【侵入者(Oriental longheaded locust)ショウリョウバッタ】
加奈ぽこラボでは、今年の春、鉢植えで「棘なし栗」を育て始めました。
また、5年くらい前から実生アボカドも育てています。
でも、よく葉っぱを食べられてしまっています。

(↑ 葉っぱをかじられている「棘なし栗」)

(↑ 葉っぱをかじられている「アボカド」)
アボカドの樹をよーく見ていると、容疑者を発見。!!
確保して調べてみました。
ショウリョウバッタの名前と分類|和名・英名・学名・分類群を解説
確保した容疑者(バッタ)を調べてみたところ、ショウリョウバッタという名前でした。
・・・今まで、「タダノバッタ」という名前だと思っていました。

名前
和名:ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)
別名:「チキチキバッタ」「コメツキバッタ」「ショウジョウバッタ」など
学名:Acrida cinerea
英名:Oriental longheaded locust
分類
直翅目(ちょくしもく)
バッタ科
ショウリョウバッタ属
ショウリョウバッタの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
体長は、♂オス:約40~52 mm、♀メス:約75~82 mm(中には90 mm近い個体もいるようです)
体色は、主に緑色型、茶褐色型や混色型もいる。(草やススキに擬態する)
体の形は、頭部は円錐形に尖り、触角は細長い紡錘形。
後脚が特に長く、スラリとした体型。
メスは体側に黒白の縦帯模様が入ることが多いようです。

ショウリョウバッタの生態と食性|草食性の害虫としての実態
生態と食性
幼虫は、春(5〜6月)に孵化、イネ科の植物のやわらかい葉を食べて成長し、数回脱皮した後に羽化し成虫になります。
成虫は、田んぼ周辺でイネ科の植物の葉を食べたり、公園や庭で芝生や草花を食べたりします。
(食べることで、自然の草原のバランスを保っているらしいです。)
あと、成虫は食べる雑草がないと、庭木や果樹の葉(栗やアボカドなどの葉)も食べます。
ショウリョウバッタの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
成虫は梅雨明け(7月~8月)以降、晩秋(10月~11月)まで観察されます。
イネ科の植物が多い明るい草原、公園の芝生、河川敷など都市近郊でもよく見られます。
ショウリョウバッタは害虫か益虫か?|被害例と園芸への影響
ショウリョウバッタは、・・・中立らしいです・・・しかし、やっぱり害虫です。
ショウリョウバッタは「特定の作物を狙ってくる害虫」ではなく、「自然の草原のバランスを保つ存在(草を食べて草原の植物バランスを整える、フンで土壌を豊かにする、他の昆虫や鳥のエサとなる)」です。
しかし、田んぼで稲の葉を食べたり、加奈ぽこラボの果樹の葉を食べることがあります。
条件次第で広葉樹の果樹や庭木の葉を食べる“潜在的害虫”になることから、加奈ぽこラボにとっては害虫なのです。
しかも、葉っぱを食べる量は少量じゃない!。( ゚Д゚)

(↑ 試しに中性洗剤スプレーをかけましたが効きませんでした・・・)
名前の由来|「ショウリョウバッタ」の意味
「ショウリョウバッタ」(精霊蝗虫)とは、旧盆(精霊祭り/お盆)の時期に成虫がよく見られ、「精霊流しの精霊船に似ている」ことからこの名前が付いたとされています。
別名の「チキチキバッタ」の由来は、オスが飛ぶ際に「チキチキチキ…」と音を出す(前後の翅を打ち合わせて音を出す)ためです。
また、「ショウジョウバッタ」(霄壤蝗虫)の由来は、オスとメスで体の大きさや姿が極端に異なることから「天と地ほども違う」という意味で、中国語で「天と地ほどの隔たり」という意味の「霄壤(しょうじょう)」をつけた名で呼ばれるようになったと言われています。
ショウリョウバッタの豆知識・トリビア
メスはほとんど飛ばず、特に卵を抱えた個体は動きが鈍いため簡単に捕まえることができます。
オンブバッタに似ていますが、ショウリョウバッタの方が遥かにスマートで細長く、後脚もより長いので区別しやすいです。

(↑ バッタ揚げ専門店で、少量のバッタの皿を購入しようとしている女性のイメージ写真)
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