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来訪者 & 侵入者

来訪者(ヤモリ)

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【来訪者(Gecko)ヤモリ】

どこからやってきたのかわかりませんが、加奈ぽこラボの屋上でたまに見かける爬虫類の紹介です。

ヤモリです。

たまに、粘着テープにくっついて動けなくなっていることもあります。

今回は、ヤモリについて詳しく調べてみます。

発見したヤモリ

 

ヤモリの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説

調べてみたところ、発見したヤモリは「ニホンヤモリ」か「ミナミヤモリ」のどちらかでした。

( ..)φ メモメモ

名前

和名:ヤモリ

英名:Gecko(語源はマレー語系の擬音が由来とされる)

分類

爬虫綱

有鱗目

ヤモリ科

発見したヤモリ

 

ヤモリの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介

大きさ・体の特徴

大きさ:(家まわりで見るサイズ)全長 10~14 cm程度。

体の特徴:指先に微細な毛が密生した趾下薄板(しかはくばん:ヤモリの指(足)裏にある貼りつき用の器官)でガラスにも張り付ける。

主な付着力はファンデルワールス力(分子や原子どうしのごく近距離で働く弱い引力)。

多くのヤモリはまぶたがなく、目の表面は透明なスペクタクル(brille:透明な鱗)で覆われている。

瞬きの代わりに舌で目の表面をなめて清掃・保湿する。

夜行性が多く、暗所での色覚に優れている。




 

ヤモリの生態と食性|いろんなものを食べる

生態・食性

生態:産卵期は概ね5月上旬~7月下旬。

一回2個の硬い殻の卵を隙間に接着して産む(シーズンに複数回産卵)。

孵化は40~90日。(実験では24~32℃で高温ほど孵化までが短縮)

冬は屋根裏や壁の隙間など比較的暖かい場所で休眠的に過ごす。

尾切り(自切):捕食前に尾を切り離して注意をそらす強力な対捕食適応。ただし運動性能や繁殖等のコストが生じうる。

天敵は、猫・鳥・ヘビ・大型クモ・カマキリ・ラット等(地域差あり)

食性:小型の昆虫やクモなどを捕食。

街灯や自販機の明かりに来る虫を待ち伏せして食べることが多い。

発見したヤモリ

 

ヤモリの発生時期と見られる場所

発生時期と見られる場所

発生時期:本州~九州(温帯域)では、おおむね 4月~10月末頃(年・地域差で11月まで見られることも)

フィールド調査では「4月~10月末が主な活動期、12~4月は越冬」

見られる場所:住居周辺の壁・塀・窓ガラスなど人家周りでよく見られます。

 

ヤモリは害獣か益獣か?

家屋周辺のガ・ハエ・ゴキブリなどを食べるため実用的には“益”寄りです

一方で南西諸島などでは外来のナキヤモリ属(例:ホオグロヤモリ)が広がり、在来小型爬虫類への影響が懸念されモニタリングが提言されています。

発見したヤモリ

 

名前の由来|「ヤモリ」の意味と語源

日本語の「ヤモリ」は「家守/屋守」=家を守るから来たとされる語源説が一般的です。

家の灯りに来る虫を狙うので、「家守」の縁起物として昔から親しまれてきた。

英語 gecko はマレー語系の擬音 gekok/gekok に由来。

 

ヤモリの豆知識・トリビア

東南アジアのトッケイ信仰:

トッケイヤモリ(Gekko gecko)は大きな声で鳴き、地域によっては幸運・多産の象徴、龍の末裔、など縁起ものとして語られています。

一方、南〜西アジアでは不吉視する民俗もあるようです。

(↑ トッケイヤモリで時間を確認している女性のイメージ写真)

 

日本の代表種と見分け方

1 ニホンヤモリ Gekko japonicus

分布:本州・四国・九州を中心に広く(近年は北海道南部の記録も)。

人家周辺に多いです。

サイズ:頭胴長およそ5–7 cm(全長は尾を含め10–14 cmほど)。

生態:街灯での採餌、昆虫食。繁殖5–7月に産卵8–9月に孵化の報告があります。

識別のポイント:尾の付け根背面にW字の暗帯側肛疣(そくこうゆう)が2–4対など。

2 ミナミヤモリ Gekko hokouensis

分布:九州南部以南を中心に、本州太平洋側などでも移入定着。

識別側肛疣は1対、後脚のすねに大型鱗を欠く点などがニホンヤモリとの相違点です。

3 ホオグロヤモリ(アジアヤモリ)

分布奄美群島~沖縄・先島・小笠原など南の島々の市街地に広く定着しており、よく鳴きます

注意:国内では外来扱いとしての評価があり、在来種への影響も議論されています。

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