【侵入者(Azalea green moth)ベニモンアオリンガ】
今日は、8月下旬に見つけた黄色の小さな蛾です。
いちじくの葉っぱで休んでいるのを発見しました。
見たことあるきもするけど、違う気もするなぁ。
ということで写真をとって、いつものように調べてみました。

ベニモンアオリンガの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説
調べてみたところ、ベニモンアオリンガという名前の蛾でした。
( ..)φ メモメモ
名前
和名:ベニモンアオリンガ(紅紋青実蛾)
学名:Earias roseifera Butler
英名:Azalea green moth / Azalea rough bollworm
分類
チョウ目(鱗翅目)
コブガ科(Nolidae)
ワタリンガ属(Earias)
ベニモンアオリンガの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
大きさ:開張およそ17–23 mm。
体の特徴:前翅は黄緑〜淡緑で中央に紅色斑が出ることが多い(消失個体もある)。
後翅はやや灰色がかる。
・・・ということは、加奈ぽこラボが発見したのは、紅色斑の消失個体かぁ。

ベニモンアオリンガの生態と食性|ツツジの新芽を食い荒らす!
生態・食性
生態:成虫は夜行性で、灯火にも来ます。
開花中の植え込み(ツツジ類など)の周りで夜間に花蜜を吸いに来る観察記録があるようです。
食性:成虫は、花の蜜を吸うようです。
幼虫は、ツツジ属の新芽・花芽を主食にしています。
芽の内部を食害し、小枝に灰白色の繭を作って蛹化します。

(↑ よーく見ると、翅の中央付近に斑のような色が少し違う部分があるのが分かります。)
ベニモンアオリンガの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
発生時期:成虫出現:4~9月(地域差あり)。
見られる場所:庭園・公園のツツジ植栽、街路樹まわりなど。
ベニモンアオリンガは害虫か益虫か?
ツツジ・サツキ・シャクナゲ等の花芽・新芽を食害します
翌年の開花減少につながるので「害虫」です。

名前の由来|「ベニモンアオリンガ」の意味と語源
ベニモン(紅紋)は、前翅中央の赤い斑を意味します。
アオ(青)は、緑がかった地色を意味します。(日本では昔は「緑」色を「青」色と呼んでおり、未熟なもののことを「青い」と呼んでいたためです。)
リンガ(実蛾)は、綿実蛾(ワタリンガ)などの実(果実)を食う蛾の古い慣用読みです。(漢字表記と読みは古い図鑑・用例に基づく)
ベニモンアオリンガの豆知識・トリビア
紅斑は出たり出なかったり:前翅の紅色斑は個体差が大きく、ほとんど出ない個体も。
季節(春型/夏型)で雰囲気が変わるという観察記事もあります。
ネットではオカメインコの頬やピカチュウ色に似て可愛いという話もあります。

(↑ 紅紋アオリンゴを持っている女性のイメージ写真)
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