【侵入者(Tea bagworm)チャミノガ
先日(3月20日)に、鉢植えのジャボチカバを見ていると・・・
なんかついてるっ ( ゚Д゚)

ミノムシじゃん!
勝手にジャボチカバにくっつくとは!
ということで今回は、このミノムシを詳しくしらべてみることにしました。
(*´Д`)
チャミノガの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説
調べたところ、「チャミノガ」というミノムシのようでした。
ミノムシはミノガ科(Psychidae)に属する蛾の幼虫の総称で、日本には数十種類が知られています。
( ..)φメモメモ
名前
和名:チャミノガ
学名:Eumeta minuscula
英名:Tea bagworm
分類
目:チョウ目(鱗翅目)
科:ミノガ科
属:Eumeta(ユーメタ属)
種:チャミノガ (Eumeta minuscula)
チャミノガの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴

「幼虫」(ミノムシ)
ミノの大きさ:約2~3cm
ミノの特徴:枝や葉の破片を体の周りに付けた円筒形のミノ
ミノの材料:小枝、枯葉、樹皮、自分の糸
体の大きさ:体長2cmくらい
体の特徴など:頭部は黒褐色、体は細長く白〜淡黄色。細長いイモムシ型。頭と胸だけ外に出して歩く。
口の下に絹糸腺(けんしせん:糸を出す器官)があり、ここからミノを作る糸やミノを枝に固定する糸を出します。

「成虫」
オスの特徴
開張(羽を広げた幅):約20〜30 mm
体長:約10〜15 mm
体色:黒褐色~暗褐色
翅(はね):やや透明感のある褐色、細長い
触角:くし状(櫛歯状)、フサフサしている
メスの特徴
体長:約15 mm
翅(はね):なし
足:ほぼなし
体:イモムシ状
つまり一生ミノの中です。
チャミノガの生態と食性|幼虫は植物の葉を食べる植食昆虫!
生態・食性
「幼虫」
生態:年1回発生し、夏に孵化して翌年初夏に蛹になります。
流れは、夏に孵化 ~ 秋に成長 ~ 冬はミノの中で越冬 ~ 春に再び食べ始める ~ 初夏に蛹になる。
食性は 植物食(植食性) でかなりの 雑食性です。
食べる植物は、
サクラ、ウメ、カエデ、クスノキ、ツバキ、チャノキ、果樹、庭木
など多数です。

(↑ ミノの中の幼虫。蛹になりかけている色なのか・・・、気持ち悪っ。)

(↑ ミノから出してみた・・・。きしょい・・・( ゚Д゚) )
「成虫」
生態:オスは、初夏(6〜7月)に蛹から羽化します。
夜に活動し、ミノから出て飛び回り、メスを探します。
寿命は、数日〜1週間です。
メスは、ミノから出ません。
一生ミノの中で生活します。
寿命は数週間程度と考えられています。
食性:成虫は基本的に何も食べません。
理由は、口器が退化していることや、寿命が短いためだと考えられています。
幼虫のときに蓄えた栄養で生きます。
オスがミノに来て、ミノの中のメスと交尾します。
その後、メスは1,000〜4,000個の卵をミノの中に産みます。
チャミノガの発生時期と見られる場所
発生時期:6月〜7月に成虫が羽化
見られる場所:庭木、公園樹、街路樹、果樹など

チャミノガは害虫か益虫か?
チャミノガは害虫寄りです。
大量発生すると樹木の葉を食べてしまうため、園芸では害虫として扱われることがあります。
名前の由来|「チャミノガ」の意味と語源
名前の由来は次のとおりです。
名前の由来は、ミノの色が茶色であること、またはチャノキ(茶の木)によく見られることから「チャミノガ」と呼ばれるようになったと考えられています。
チャミノガの豆知識・トリビア
① ミノは、鳥・捕食昆虫・寄生蜂から身を守る役割があります。そして、危険を感じるとすぐミノの中に引っ込みます。
② ミノムシのメスは羽も脚もなく、蛾の姿にならない非常に珍しい昆虫です。
③ 孵化した幼虫は糸を出して風に乗って移動することがあります。これは「バルーニング」と呼ばれる行動です。

(↑ お茶を飲んでいる蛾をイメージした衣装を着ている女性のイメージ写真)

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