【侵入者(Plain grey hawkmoth)シモフリスズメ】
8月も暑い日が続いていますが、久しぶりに雨が降りました。
雨があがり、鉢植えオリーブの実の状態を確認していたところ、おかしな葉っぱがあるのに気づきました。

あれ? コインリーフのような葉っぱが生えてる?
と思い、よく見ると・・・・うぎゃー ( ゚Д゚)
巨大なモスラがいる~っ。

(↑ よくみると、真ん中に巨大なモスラが・・・)
きもちわるすぎる~
でもがんばって調べてみました。
シモフリスズメの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説
巨大な緑のモスラは、シモフリスズメという名前でした。( ゚Д゚)
名前
和名:シモフリスズメ(霜降天蛾)
学名:Psilogramma increta
英名:Plain grey hawkmoth
分類
チョウ目(鱗翅目)
スズメガ科(Sphingidae)
プシログラムマ属(Psilogramma)
シモフリスズメの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
(幼虫)
体長は、終齢でおおむね 約70–110 mm。
体側に白い斜帯が7本並んでおり、気門は黒色で黄色の縁取り。
体色は、孵化直後は淡黄色で、緑〜灰緑・褐色など変異があり、前蛹期に赤紫〜褐色へ変化しやすいようです。
体の体側に7本の白い斜条があり、胸部背面には白いとても小さな突起が並んでおり、目立つ尾角(尾突起:刺したりする武器ではありません)を持ちます。

(成虫)
体長は、前翅長 約45〜60mm、全長は70〜90mm程度で大型のスズメガの仲間。
翅の色・模様については、前翅は茶褐色で、複雑な縞模様や斑点がある。
後翅はオレンジ色を帯びることもあり、見た目に独特の模様がある。
胴体の色は茶色系で、腹部には白っぽい横縞模様がある。
シモフリスズメの生態と食性|オリーブなどの庭木を食べる
生態・食性
(幼虫)
生態:幼虫は5回程度脱皮し、サナギになって土中や落ち葉の下などで蛹化。
食性:非常に幅広い植物を食草とする広食性の幼虫です。
食草とする主なものとしては、
モクセイ科:イボタノキ(Ligustrum spp.)、ネズミモチ、オリーブ(Olea)、ヒイラギモクセイなど
クマツヅラ科(旧シソ科):シソ類、ムラサキシキブなど
その他:ハルジオン属(Vitex)、アカネ科(Perilla)、スイカズラ科、ノウゼンカズラ科、キリ(Paulownia)、センリョウ属(Callicarpa)、ゴマ科(Sesamum)など
で、日中もよく葉を食べまくります。

(↑ 口?がきもちわるすぎる~っ。)
(成虫)
生態:夜行性の蛾で、灯火にも飛来します。
卵を葉の裏に産み付けます。
食性:成虫は花の蜜を吸う可能性があります。
シモフリスズメの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
幼虫は初夏〜秋(概ね6〜11月)に見つかります。
成虫の出現は主に6〜10月(ピーク7–8月)。
市街地の庭木や生け垣、公園、農地周辺、林縁など、身の回りの植栽でも普通に見つかります。
( ゚Д゚)
シモフリスズメは害虫か益虫か?
シモフリスズメは、幼虫が植栽や農作物を食害することがあるため、園芸・農業で注意が必要な「害虫」と見なされることもあります。
でも、大きすぎて気持ち悪いし、葉っぱと間違えて触りそうになってしまったので確実に「害虫」です。
名前の由来|「シモフリスズメ」の意味と語源
和名「シモフリスズメ」は蛾の背にある淡い斑点(霜降りのような模様)に由来し、「スズメガ科の蛾」という意味です。
シモフリスズメの豆知識・トリビア
幼虫は昼間に葉の上で見つかることがあるりますが、擬態していて見つけにくいです。
成虫は、お腹の部分をスリスリとこすって「ヒューッ」という弱い音を出すことがあるようです。(スズメガ特有の行動のようです。)

(↑ 霜降と雀の柄の服を着た女性がオリーブの葉を食べているイメージ写真)
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シモフリスズメの写真(追加)

(↑ オリーブの葉の裏にいるシモフリスズメ(多分)の小さな幼虫。オリーブの葉がかじられており、葉っぱの裏を見てやっと発見できました。)

(↑ 色もオリーブの葉の色に近く、見つけにくかったです。)

(↑ 普通のピンセットと比較すると、小ささがわかります。)

(↑ 拡大すると・・・おぇっ。気持ちわるっ。)
シモフリスズメの写真(追加2)
オリーブの鉢のまわりに小さなフンが落ちていたので必死で探して見つけたやつです。
中くらいまで成長してました・・・↓


参考です。
小さな実?のようなやつが落ちていたら、それは奴らのフンなのです。↓

この写真は拡大していますが、ある程度の大きさになった幼虫のフンは手榴弾(しゅりゅうだん)のような形をしています。
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