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果樹の鉢栽培ラボ

果樹の鉢栽培(コガネムシの幼虫対策)

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【コガネムシの幼虫対策】

鉢植えで果樹を育てていると、いろんな虫に悩まされます。

その中でも、加奈ぽこラボ的に一番危険だと思っているのはコガネムシ(幼虫)です。

今回はコガネムシの幼虫対策について説明します。

(↑ コガネムシのイメージ写真です:写真がありませんでした・・・<(_ _)>)

※ アオドウガネ(コガネムシ)についてはこちら

 

1 コガネムシの幼虫による被害

過去に、鉢栽培の「ブルーベリー」、「桃」がコガネムシの被害に遭い枯れました。

「アーモンド」も被害に遭いましたが、かろうじて命を取り留めました。

コガネムシの幼虫が、根を食い荒らしていたためです。

ブルーベリーの鉢には幼虫が20匹くらい、桃の鉢には幼虫が30匹くらい入っていたと思います。(*´Д`) 気持ち悪かった・・・。

どちらも、樹に元気がないなぁ?と思っていたら、根元がぐらぐらになり、ある日、水をたっぷり与えたら、土の表面に丸々した幼虫がごろごろ浮いてきたので、コガネムシにやられていたことに気づいたのです。

(↑ コガネムシの幼虫のイメージ写真です。:写真がありませんでした・・・<(_ _)>)

 

2 コガネムシの幼虫に根を食い荒らされると

コガネムシの幼虫に樹の根を食い荒らされると

① 新芽や葉がなえて、水不足のような症状がでる。(樹に元気がなくなる。)

② 株元がぐらぐらする、土がふかふかになる。(土がふかふかになったときに、鉢に水を大量に入れると、たまに幼虫が土の表面に出てくることがあります。)

③ 枯れる。(枯れたら復活はできません。枯れる前に対処できれば何とかなるかもしれません。)

という流れになってしまいます。

 

3 コガネムシの幼虫を防ぐには

コガネムシの成虫を見つけたら、お星様にしてあげます。

そして、コガネムシの成虫に産卵されないようにすることが大事です。

コガネムシの成虫は、土の中に2~10センチくらいもぐって卵を産むので、鉢の土にもぐれない環境を作ってしまえばいいのです。

 

4 物理的に防ぐ

① 土の表面数センチ(厚さ3~5cm)に有機物が入った土を使わない。

コガネムシの成虫は有機物や栄養が多い土を好んで卵を産みますが、もぐりにくい土や、乾燥している土は好まないようです。

もぐれないと卵が産めないことや、乾燥した場所だと卵が乾いて死ぬためです。

そこで、鉢の表面の土を大粒の赤玉土で敷きつめたり、大粒の鹿沼土を敷き詰めたりすることで、コガネムシの成虫が卵を産みたがらない環境にできます。

しかし、確実ではないので、この方法はあまりお勧めではありません。

 

② 土の上にバークを敷いたり、瓦チップを敷いたりする。

鉢のウォータースペースに、バークを敷いたり、瓦チップを敷くと、コガネムシの成虫が土にもぐりにくくなります。

ですが、隙間からもぐりこんで、卵を産まれてしまう心配があります。

 

③ フェルト、不織布などを土の表面に敷く。

フェルトや不織布、防草シートなどを土の表面に敷いていると、コガネムシの成虫が土にもぐることができません。

隙間を作らないように敷くことができれば、この方法で十分です。

(※ 水を透過するものでないと、鉢に水をあげられなくなります)

加奈ぽこラボでは、いちじくの鉢の土にフェルトを敷いています。

土の跳ね返りを防ぎ、水分の蒸発も抑え、コガネムシ対策にもなるからです。

 

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④ フェルトなどを敷いて、バークなどを置く

これは、②と③の合わせ技です。

この方法だとコガネムシに卵を産まれる可能性はほとんどありません。

 

⑤ 土の上に収穫ネットを張る、鉢を収穫ネットに入れる

土の上を収穫ネット(園芸用の収穫袋:オレンジや緑があります)で覆うか、大きな収穫ネットに鉢を入れると、コガネムシの成虫の土への侵入を防げます。

加奈ぽこラボはブルーベリーの鉢にこの方法を使っています。

収穫ネットにすっぽり入るものはすっぽり入れて、収穫ネットに入らないものは、鉢の表面を覆うようにネットを取り付けています。

 

★①~⑤の方法を組み合わせて行うと、より良い対策になります。

 

5 卵を産まれてしまったら

卵を産まれてしまったら、土をすべて変えてしまえばいいのです。

しかし、卵を産まれているかどうか、はっきりとはわからないので、鉢から樹を取り出して、水洗いして土を全部落として入れ替えることはしないと思います。

卵を産まれていたと気づくのは、樹の元気がなくなったり、土がふかふかになってからだと思います。

そして幼虫の姿が確認できたら、薬剤を使ったり、鉢を水につけて幼虫をお星様にするという方法もありますが、どちらも確実ではありません。

薬剤が幼虫に届かなかったり、鉢を水につけても土の中に空気が残っているせいで幼虫がお星様になりにくいためです。

幼虫の姿が確認できたときには、すでに樹は弱っているので、土をすべて落として、残った丈夫な根だけ残してだめな根を切り、枝葉を根に見合う量になるよう剪定して植え替え、復活を祈るしかありません。

つまり、コガネムシの成虫に鉢の中に卵を産ませないことが一番重要なのです。

 

【コガネムシに関する補足】

1 コガネムシが好む果樹

コガネムシの成虫は「ブルーベリー、アーモンド、桃🍑、ブドウ🍇、いちじく」などの果樹の根元に好んで卵を産むようです。

コガネムシが好む果樹を育てているかたは、大切な果樹が枯れてしまわないようにコガネムシ対策をしてみてください。

 

2 産卵期など

コガネムシの産卵期は主に 7〜9月、幼虫は秋〜10月頃も活発で、11月から越冬のため深く潜るようになります。

 

3 忌避植物

コガネムシは、ニンニク、チャイブ、ミント、ゼラニウムなどを嫌うと言われています。

確実に寄せ付けないわけではありませんが、コンパニオンプランツとして利用してみるのもいいかもしれません。

 

以上、今回は、コガネムシの幼虫対策について説明しました。

<(_ _)>

コメント

  1. はじめまして。コガネムシは果樹栽培の天敵ですよね……今年我が家の鉢がやられて慌ててブルーベリーに殺虫剤をまきました。ただやはり口に入るものは心配なので来年からはネットの方法も試してみたいと思います。

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