【侵入者(apple heliodinid)キイロマイコガ】
いちじくの葉っぱを見ていたら、隠れているやつを見つけました。
小さな蛾だよね・・・。
ということで調べてみることにしました。

(↑ いちじくの葉っぱと葉っぱの間に隠れていました。)
キイロマイコガの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説
調べたところ、キイロマイコガという名前でした。
名前
和名:キイロマイコガ
学名:Stathmopoda auriferella
英名:apple heliodinid
分類
チョウ目
ニセマイコガ科
スタスモポダ属(「ニセマイコガ属」と訳されることも)

キイロマイコガの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
体長は5~6mmくらい。
前翅長約6〜7 mm、開張10〜15 mmくらい。
前翅は、上半分は鮮やかな黄色、下半分は褐色で、前縁に不明瞭な黄紋を持つ場合があります。
胸部背面・付け根は黄色で目立つ特徴的な体色です。
キイロマイコガの生態と食性|果実の傷口を利用する害虫の実態
生態・食性
成虫は夜行性で、日中は葉の裏や樹皮の隙間などに静止しており、夕方〜夜間に活発になります。
そして、灯火(ライト)に非常によく誘引されるようです。
(幼虫の食性)
幼虫は、果実上の他の幼虫が食べたあとの食べ残し部分や、他の虫が開けた穴のまわりの果肉や汁などを、あとから来てこっそり食べます。(主にバラ科(モモ、リンゴ)やブドウ科(ブドウ類)などの果実に見られます)
(成虫の食性)
成虫は非常に小型で寿命も短く、食物摂取の記録はほとんどないそうです。
成虫はほとんど何も食べず、交尾と産卵のために活動するのみである可能性が高いようです。
キイロマイコガの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
成虫は、6月中旬から9月上旬に発生。
発生のピークは6月下旬から7月上旬です。
果樹園(キウイやブドウなどの果樹園)、公園や庭園、外灯周辺で見られます。

キイロマイコガは害虫か益虫か?|果実への影響と被害状況
キイロマイコガは・・・害虫です。
その理由は、幼虫が「単独で果実を破壊する」わけではありませんが、他の虫が果実に作った穴や傷を使って、果実の傷口を拡げたり、腐敗を促進させたりするためです。
果実の被害は軽微なことが多いですが、害虫として扱われています。
名前の由来|「キイロマイコガ」の意味と語源
名前の由来は次のとおりです。
「キイロ(黄色)」は、成虫の前翅に金色の光沢があり、黄色みを帯びていることからきています。
「マイコガ(舞妓蛾)」は、日本の伝統的な舞妓の衣装に見られる金色の装飾や、舞妓が静止している姿勢に似ているためです。
キイロマイコガの豆知識|名前に「舞妓」とあるけど、実はニセモノ?
キイロマイコガは「ニセマイコガ科(Stathmopodidae)」に属しており、本物のマイコガとは別の分類なんです。
つまり名前は「舞妓蛾」なのに、正式には舞妓蛾ではないというちょっとややこしい存在なのです。

(↑ 黄色の舞子が蛾のアクセサリーをつけているイメージ写真)
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