【カイガラムシ駆除の実験①】
今年は、カイガラムシが鉢植えライムにめちゃくちゃ付いています。
歯ブラシでこそぎ落しても、数日するとまたついています。
春先にマシン油を散布していたのですが・・・・。
7月末の猛暑の時期に、再度マシン油をかけると樹をだめにしていまうかもしれないし・・・
ということで、まず、カイガラムシ駆除の方法を検討します。

(↑ 葉っぱにべたべたがあれば、高確率でカイガラムシの排泄物です。そして、この排泄物が、すす病になる原因です。)

(↑ べたべたの葉(中央下)の真上の葉の裏(中央上のつぼみの右の葉の裏)にいました。)

(↑ カイガラムシとその右下に幼虫軍団?がいました。(*´Д`)気持ちわるっ。)
【駆除方法の検討】
カイガラムシを駆除する方法で、加奈ぽこラボが知っているのは、
① 歯ブラシでこそぎ落とす。(ついたらまた落とす。)
② マシン油をかける。

③ 牛乳をかける。
④ カイガラムシをお星さまにする薬剤を使う。

の4つです。
①の「歯ブラシ作戦」は実行していますが、今年はきりがない状況です。
(幼虫や卵を見逃しまくっているのかもしれません。)
②の「マシン油作戦」は、樹の休眠時期に行うのが普通で、夏まっさかりの今するのは、樹が傷むかもしれないので却下です。
③の「牛乳大作戦」は、牛乳がもったいないのと、くさくなるので却下です。
④の「薬剤作戦」は、育てている果樹には極力薬剤を使いたくないので却下です。
そこで、考えました。
マシン油も牛乳もカイガラムシを覆って「窒息」させてお星様にする方法です。
だったら、水溶き片栗粉でとろみをつけた液体を作って、霧吹きで樹に散布すればいいんじゃない?
と思いました。
加奈ぽこラボは、天才かもしれません。
ということで、「片栗粉とろみ液スプレー作戦」を実施することにしました。

(↑ カイガラムシを拡大すると・・・気持ちわるっ。(/ω\) 変な毛もはえてる・・・)
【片栗粉とろみ液スプレー作戦の準備】
7月29日の午後7時に作戦を開始することにしました。
作成開始時刻に間に合うように、片栗粉とろみ液をつくります。

水1リットルに対し、50gの片栗粉をとかして片栗粉とろみ液を作ります。
今回は、水1リットルに対し、55g(ちょっと入れすぎてしまいました)を使います。
水の半分くらいをコンロで温め、沸騰してきたところに、残った水で溶いた片栗粉を流し入れます。

・・・・
あれ?
とろみがありすぎる。
糊になってない?
(古民家などでは、障子やふすまを貼るときに同じ方法でつくった糊を使っています。)
ということで、さらに0.5リットルくらい水を足してまぜました。
それでもとろみが強すぎる気がする・・・。
ラボ長は、加奈ぽこラボが作った片栗粉とろみ液を見て、「霧吹きがつまるんじゃない?」と言っていました。(;・∀・)
しかし、試してみなければわかりません。
園芸用霧吹きに入れて、片栗粉とろみ液スプレー作戦の開始です。
【片栗粉とろみ液の散布】
ライムの鉢の前に行き、片栗粉とろみ液を入れた霧吹きのポンプを何回もピストンさせ、噴射の準備をします。
そして午後7時ちょうどになりました。
作戦を開始します。

発射ボタンを押して「片栗粉とろみ液発射~」!
どろっ。
・・・
霧吹きの先端から、出の悪いホースの先から出る水のように、「どろっ」と片栗粉とろみ液が出ました。
あれ?
どろっとしかでない。
霧にならない・・・。
ということでさらに水を追加しましたが、やはりどろっとしかでません。
しかたなく、どろっとでる状態で、霧吹きを振り回し、ライムにかけます。

霧吹きを振り回し、ドロット液をできるだけ葉っぱの裏にもつくように飛ばします。
加奈ぽこラボの手もドロドロです。

幹の下に発見したカイガラムシにもドロット液をかけました。
最後に、霧吹き内に少し残ったドロット液にさらに水を加えて混ぜ、またライムに散布しました。
この最後の散布だけは、微妙に霧吹き状に散布できましたが、ほぼ水のような状態でした。
【片栗粉とろみスプレーの効果確認】
翌朝、ライムの鉢の様子を見に行くと、なんと・・・

全体的に、べたべたのままです。
片栗粉とろみ液をかけたカイガラムシを確認してみました。

見た目では、生きているのか、お星様になっているのかわかりません。
とりあえず、ピンセットでとって確認してみました。

(↑ ピンセットでとって裏返したカイガラムシ)
これ、お星様になってるの?
動きはないようですが・・・。
そして、よーく見ると、砂糖をまぶした美味しそうな和菓子に見えてきました。
・・・
カイガラムシがお星様になったのかどうか、はっきりとわかりませんが、とりあえずライムの樹のべたべたを洗い流すことにしました。
ライムの樹を、ホースのシャワー(強)でじゃばじゃば洗い流します。
洗い流したあとのライムの状況は、こんな感じです。↓


うゎ (;´Д`)・・・全然とれてない・・・。
ホースのシャワー(強)でじゃばじゃば洗い流しても、べたべたがとれてない。(;゚Д゚)
しかたないので、ある程度の葉っぱは、手でこすりながら洗い流して、べたべた液を落としました。
【結果】
今回の、片栗粉とろみ液スプレー作戦の結果は、「カイガラムシがお星様になったかもしれない」です。
というのも、翌日の夜になりライムの樹を確認したところ、取り切れていなかったドロット液が、乾燥してセロファンみたいにぺらぺらになって風になびいていたり、葉っぱから浮いてきていました。↓


この状況をみて、うまくカイガラムシにドロット液(片栗粉とろみ液)がついていれば、窒息したり、小さな幼虫や卵もセロファン状になった片栗粉と一緒にとれていっているのではと思いました。
【反省点と改善点】
今回の実験の反省点と改善点は次のとおりです。
1 反省点
・水1リットルに対し、片栗粉50gは多すぎた。
・沸騰しかけのお湯に、水溶き片栗粉を入れたことで糊のようになってしまった。
2 改善点
・水1リットルに対し、片栗粉10gで液をつくる。
・片栗粉を水1リットルに入れて混ぜながら温め、少しとろみがでたら過熱をやめる。
今回の実験は結果的に、うまくいったかもしれません。
しかし反省点も多く、特に、べたべたがひどすぎでした・・・・
ライムの様子を観察して、またカイガラムシが発生していたときには、改善した、片栗粉とろみ液スプレー作戦(改)を実行してみようと思います。
<(_ _)>
【追記】
【注意】
本記事で紹介している「片栗粉とろみ液スプレー」は、農薬として登録された製品ではありません。
日本の農薬取締法では、登録されていない物質を「農薬として販売・配布すること」は禁止されています。
個人の家庭菜園などで自己責任で使用することは処罰対象ではありませんが、効果や安全性は保証されておらず、植物や環境への影響が出る可能性があります。
食用作物に使用した場合は、収穫前に必ず十分な水で洗い流してください。
周囲の植物や水域、生き物への影響にもご注意ください。

コメント