【侵入者(Japanese pear lace bug)ナシグンバイ】
鉢栽培している桜桃の葉っぱと、山桜の葉っぱが、かすれたようになっているのに以前から気づいていました。
あまり気にしていなかったのですが、葉っぱらの裏にちらっと何か見えたので、葉っぱを裏返してみると、小さい虫がびっしりとついていました。
( ゚Д゚)
なんじゃこりゃぁ~
びっしりとついていた虫を、ある程度ガムテープにくっつけてお星様にしたあとで、写真をとって調べてみました。

(↑ かすれていた桜桃の葉っぱ)
ナシグンバイの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説
写真をとって調べてみたところ・・・

(↑ 葉っぱの中央付近の茶色い点が侵入者です。)

(↑ かすれた桜桃の葉のモザイク模様と同化している・・・)
ナシグンバイというグンバイムシ(カメムシ)の仲間ということでした・・・。
名前
和名:ナシグンバイ(梨軍配)
学名:Stephanitis nashi Esaki et Takeya
英名:Japanese pear lace bug
分類
カメムシ目
グンバイムシ科
ツツジグンバイ属
ナシグンバイの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
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体長:約3.5ミリ
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体形:平べったく、上から見ると相撲の軍配に似た形状
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翅:前胸背の翼状突起は発達して側方に広がり、四列の小室がある。羽にはX字状の黒褐色の模様が顕著に見られます。
ナシグンバイの生態と食性|どんな植物を好むか、吸汁性害虫の実態
生態・食性
越冬は成虫で行い、春に食草の新葉に集まり卵を産み付けます。
1年に2~4世代を経る。
成虫・幼虫ともにバラ科の植物(ナシ、リンゴ、サクラなど)の葉裏で吸汁生活を送ります。
ナシグンバイの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
春頃(4月〜5月)に成虫が活動を開始します。
春から秋にかけて(5月〜9月)で、複数回の世代交代があり、1年に2~4世代発生します。
主に植物の葉の裏で見られます。

ナシグンバイは害虫か益虫か?|園芸への影響
ナシグンバイは害虫です。
その理由は・・・
バラ科の果樹(ナシ、リンゴなど)の葉の裏に集まり、吸汁して、果実の生育や品質に悪影響を及ぼすためです。
名前の由来|「ナシグンバイ」の意味と語源
「ナシグンバイ」の名前は、主に梨の葉に多く発生し、背中の形状が「軍配(ぐんばい)」という相撲の道具(行事が手にもっているやつです)に似ていることに由来します。

ナシグンバイの豆知識
レースのような翅(はね)
ナシグンバイの翅は細かい格子模様があり、まるでレースの布のように見えます。
これが英語名の「Lace bug(レースバグ)」の由来です。

(↑ 梨の刻印がされた軍配を持ちレースのスタート合図をしようとしている女性のイメージ写真)

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