【侵入者(Japanese cockchafer)コフキコガネ】
朝、屋上に出てみると、床にコガネムシかカナブンのようなやつが落ちていました。
しかも大き目です。
逆さまで、もがいてました。
ということで、住居侵入の現行犯として捕獲して、調べてみました。

コフキコガネの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説
調べてみたところ、「コフキコガネ」というコガネムシでした。
(;一_一)
まさか、この大きさっ!
加奈ぽこラボの桃とアーモンドとブルーベリーの根を食い荒らした真犯人はこいつだったのか?!
( ゚Д゚)

名前
和名:コフキコガネ(粉吹黄金)
学名:Melolontha japonica Burmeister
英名:Japanese cockchafer
分類
コウチュウ目(鞘翅目)
コガネムシ科 (Scarabaeidae)
コフキコガネ亜科(Melolonthinae)
コフキコガネ属(Melolontha)
コフキコガネの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
大きさ:体長およそ24–32 mm。
体の特徴:暗褐~黄褐色で、灰黄~淡褐色の短い毛に覆われるため「粉をふいた」ように見える。
オスは扇状の触角片が発達。

コフキコガネの生態と食性|幼虫が根を食い荒らす!
生態・食性
生態:
成虫は、日中は樹上にいて目立たず、夜は強い光(外灯・自動販売機の光など)に集まる。
産卵場所として芝地や裸地の土が選ばれやすい。
幼虫は白いグラブ型。(コガネムシ類に代表される、
白っぽくてC字に曲がった体型の幼虫のこと)
年1回発生・幼虫越冬する。
食性:
(成虫)
クヌギ・コナラなどのコナラ属をはじめ、クリ、ナラ類などの葉をかじる。(樹種は地域で幅あり)。
樹葉の周縁が不規則に欠けるタイプの食害痕を残す。
(幼虫)
草本(木にならない植物のこと)の根を含む根を食べ、芝でも問題になることがある
とくに広葉樹の根(ナラ類・カシ類・クリ・サクラ・ケヤキ等)の被害例が多いが、鉢植えでも細根を食べ被害を与える。
「産卵に好まれる土」について
コフキコガネは土の中に産卵します。
交尾後、雌は地表の柔らかい土に産卵する傾向があり、芝地周辺で発生がまとまりやすい。
幼虫は、やわらかい細根・新根を最優先(イチジク、ブルーベリー、柑橘、トマト、ナス、ピーマン等の吸収根)に食べます。
(鉢植えへの加害の影響は大です。)

コフキコガネの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
発生時期:主に6–8月(地域によって5–9月)
見られる場所:里山の広葉樹林や林縁、庭・畑・芝地の周辺で普通に見られる。
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コフキコガネは害虫か益虫か?
コフキコガネは害虫寄りです。
なぜ害虫寄りなのかというと、成虫は樹葉を食害しますが、大きい木では軽微は被害しかでません。
幼虫は根を食べるため園芸・果樹・芝に被害が出ることがありますが、庭木や畑ではあまり問題にならないためのようです。

名前の由来|「コフキコガネ」の意味と語源
コフキコガネの名前の由来は、体表を覆う細毛が「粉(こ)を吹いた」ように見えることから「コフキ」のコガネムシです。
(*’▽’)
コフキコガネの豆知識・トリビア
園芸現場では幼虫期の白い「C字型」のグラブ(white grub)として認識され、芝管理や果樹園での重要害虫群に含まれています。

(↑ 粉を吹き飛ばしている眼鏡をかけた女性のイメージ)
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