【侵入者(Opiliones)ザトウムシ】
たまに見かけるクモのようでクモじゃないやつ。
気持ち悪いから、たいていはお星様にしています。
今日はこんな、クモのようでクモじゃないやつについて調べてみました。

ザトウムシの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説
調べてみたところ、この虫?の名前はザトウムシでした。
( ..)φ メモメモ
名前
和名:ザトウムシ(座頭虫)
学名:Opiliones(クモガタ綱の一目)
英名:Harvestman / Daddy-long-legs(後者はガガンボやユウレイグモにも使われることがある)
分類
節足動物門(Arthropoda)
クモガタ綱(Arachnida)
ザトウムシ目(Opiliones)

ザトウムシの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
日本ではおよそ80種が知られています。
大きさ:多くは体長1~15mm(脚を除く)
体の特徴:前体と後体がくびれず、幅広く融合してオーバル体形。
眼はふつ中央の丘(眼丘)に1対あります。
クモと違い毒腺・糸腺を持っていません。
第2脚が長く「触角」のように周囲を探ります。
呼吸は気管系。
多くの色は褐色です。
ザトウムシの生態と食性|いろんなものを食べる
生態・食性
生態:多くは夜行性です。
巣をつくらず徘徊します。
脚の自切や小刻みな上下振動、化学防御(臭腺)で身を守ります。
ザトウムシは 「クモの仲間(クモガタ綱)」 の一員で、分類学的にはザトウムシ目(Opiliones)であり、昆虫ではありません。
系統的には、クモよりサソリ・ダニなどと同じクモガタ綱の仲間として位置づく。
食性:雑食~腐食性。
小型節足動物、死骸、植物片、菌類などを食べ、液体だけでなく固形物を噛みちぎって食べられるのがクモ類との大きな違いです。

ザトウムシの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
発生時期:収穫期(秋)に目立つ地域が多い。
見られる場所:森林や落ち葉層、石の下、洞窟、家屋周辺の湿った場所などで見られます。
ザトウムシは害虫か益虫か?
ちょっとだけ益虫よりです。(虫ではないけど・・・)
毒もクモのような牙もなく、人を刺したり咬んだりしないので人畜無害です。
家にいても実害はほぼありませんが、不快害虫扱いされることがあります。
むしろ小さな虫や落ちた有機物を片づける「お掃除屋さん」です。
畑や鉢で見かけたら放置でOK。
アブラムシなどの小獲物や落ちた有機物を処理してくれます。
でも気持ち悪いです。
(;´∀`)

名前の由来|「ザトウムシ」の意味と語源
「座頭(盲目の僧体)」+「虫」でザトウムシと名付けられました。
長い第2脚で周囲を探りながら歩く様子が、杖で探る人の姿に似ていることから「座頭」。
そーいえば、小さい頃に「北野武」の座頭市をみたなぁ。
(*’▽’)
英名の「Harvestman」は収穫期に目立つことからきています。
ザトウムシの豆知識・トリビア
ユウレイグモ(ホシダカラグモ科=Pholcidae)やガガンボ(カ類)と混同されがち。
ザトウムシは胴体が一体化して“豆粒形”、眼は1対、巣を作らず徘徊する点が決め手。
樹洞や壁面などで大規模に集合(数百~数万個体)する種もいます。(捕食者への集団化学防御や微気候の安定が利点と考えられる。)

(↑ 北野武の「座頭市」を見て、座頭の気分になっている「ムッシュ」氏のイメージ写真)

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