【来訪者(mason wasps)ミカドドロバチ】
朝、鉢植え果樹に水をあげていると、黄色と黒のツートンカラーの虫が目の前を横切りました。
やばいハチか!?と思い、じっとしていました。
するとローズマリーにとまったので、よく見てみると・・・
スズメバチやアシナガバチではありませんでした。
(;・∀・)
さっそく写真をとって、何者なのか調べてみました。

ミカドドロバチの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説
調べてみたところ、ミカドドロバチという名前のハチでした。
( ..)φ メモメモ
名前
和名:ミカドドロバチ(帝泥蜂)
学名:Euodynerus nipanicus
英名:固有英名なし(亜科レベルでは mason wasp / potter wasp と総称)
分類
ハチ目(膜翅目)
スズメバチ科(Vespidae)
ドロバチ亜科(Eumeninae)

ミカドドロバチの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
大きさ:体長おおむね 7–13 mm(地域差あり)
体の特徴:黒地に黄色帯(個体差あり)。
翅はやや褐色がかることがある。
体表は細かな点刻でややざらつく印象。

ミカドドロバチの生態と食性|卵を吊るす?
生態・食性
生態:竹筒や木の穴に泥で仕切りを作って小部屋をつくります。
各小部屋に卵1つを天井から糸で吊し、その後、ガ類幼虫を麻痺させて貯蔵して泥で部屋を閉めます。
卵を吊るすのはエサから少し離して卵自身を守るため(つぶれ・汚れ・カビの水分などのリスクを減らすため)と考えられています。
メスはガ類(メイガ・ハマキガなど)の幼虫を麻酔して運び込み,幼虫の餌にする。
幼虫で越冬する例が知られています。
食性:成虫は花の蜜。
幼虫は、メイガ・ハマキガなどガ類の幼虫。

ミカドドロバチの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
活動期は、主に5–9月(地域や年で前後)です。
人家の花壇・公園・畑周辺などでも普通に観察されます。
( ゚Д゚)
ミカドドロバチは害虫か益虫か?
益虫寄り。
園芸・農業で問題になるガ類幼虫を狩る単独性の狩りバチで,人への攻撃性は低めです。
こちらから掴んだり巣を壊したりしなければ刺すことは稀のようです。
名前の由来|「ミカドドロバチ」の意味と語源
体の黄帯が多く華やかに見えることから「ミカド(帝)」の名が付いたとされています。

ミカドドロバチの豆知識・トリビア
竹筒や穴あき木材に営巣(巣をつくること)しやすい性質から,竹筒を束ねて設置すると営巣が見られることがあります。

↑ 帝(みかど)が泥で鉢をつくっているイメージ写真

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