挿し木の発根状況を確認してみる
今回は、1年前に挿し木した「いちじく」の根がどうなっているのかを確認してみることにしました。

このいちじく↑の発根状況を見てみます。
去年3月に挿し木して、うまく育っていた「ビオレソリエス」です。

ポットから抜くとこのような感じでした。
根がしっかりと張っています。
そして、土を落とした状況が↓です。

発根状況をよく見てみる
それでは、発根の状況をよく見ていくことにします。

↑ 節のある場所や、形成層を出した場所から根が出てくるのが普通だった気がするのですが、・・・なんかいろんな場所から根が出てきています・・・。
(★調べた結果:いちじくは、特にいろんな場所から根が出るそうです。樹皮の下の柔組織から発根するためだそうです。)

↑ いろんな場所から根が出てきていますが、切り口(挿し穂の一番下の部分)の縁のあたりから根が出てきているのも確認できます。
(★調べた結果:切り口では、傷口をふさぐカルスができて、傷口の縁から根が出やすいようです。)

↑ ここは、節の部分から太い根が出ているのが確認できます。
(★調べた結果:節には芽の元になる組織があって、成長ホルモンが集まりやすいので根が出やすいらしいです。)

↑ 節の部分から根が出ているのが確認できます。
そして側面の形成層を出そうとおもって切りすぎた部分からは、発根していないのが分かります。
(★調べた結果:発根には形成層やその付近の柔らかい組織が必要なので、深く削ると発根しないようです。)
確認結果
今回、1年経った挿し木の発根状況を確認してみました。
今回の確認で分かったことは
・節から発根している
・挿し穂の切り口の縁から発根している
・節以外の部分からも発根している
・表皮を削りすぎて形成層がなくなった場所からは発根していない
ということが分かりました。
つまり、挿し木をするときに大事なことは
① 節の部分を土の中に埋めること
② 形成層を出そうとして削りすぎないこと
がポイントになることがわかりました。
実際に根の状態を確認してみると、挿し木の仕組みがよく分かります。
挿し木をされる方は、ぜひ参考にしてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
<(_ _)>

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