【来訪者(Broad-banded false worm)ヒロオビジョウカイモドキ】
屋上で水耕栽培している食用ほおずきの葉っぱを見ていたら、小さな虫を見つけました。
いつもなら、すぐにお星様にするのですが・・・
この虫なんだろう?
と思ったので、調べてみることにしました。

(↑ 真ん中の葉っぱの中心付近に小さな虫がいました。)
ヒロオビジョウカイモドキの名前と分類|和名・学名・英名を解説
調べてみたところ、ヒロオビジョウカイモドキという虫でした。↓

名前
和名:ヒロオビジョウカイモドキ
学名:Laius historio または Intybia historio
英名:Broad-banded false worm / Red-banded false soldier beetle(通称)
分類
コウチュウ目(甲虫目)
ジョウカイモドキ科(Melyridae)
オビジョウカイモドキ属(Intybia)
ヒロオビジョウカイモドキの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
ジョウカイモドキ科に属する体長約 2.6~3.2 mm の小さな甲虫です。
全身は黒色で光沢があり、上翅(背中)には幅の広い赤い帯が入ります。
触角と脚は黄褐色で、特にオスの触角第1節・第2節が膨らみ、窪みや突起も見られますが、メスにはやや膨らみがある程度です。
触角が、闘牛のようで(E)。
ヒロオビジョウカイモドキの生態と食性|どんな植物を好むか、肉食性害虫の実態
生態と食性
成虫は葉っぱの上を忙しく徘徊し、幼虫は枯れ枝や植物の茎の中で生活します。
成虫・幼虫ともに肉食性で、他の小昆虫(特に害虫)を捕食します。
ヒロオビジョウカイモドキの発生時期と見られる場所
発生時期と見られる場所
発生時期は、4月~10月(特に5月~9月に多く見られます。)
生息場所は、林縁、草地、庭や公園の植物上などです。
ヒロオビジョウカイモドキは益虫か害虫か?|家庭菜園への影響
「ヒロオビジョウカイモドキ」は肉食性で植物や人に害を与えないため、一般的に益虫と評価されます。
特に庭や畑の害虫(アブラムシなど)を捕食してくれる存在として歓迎されています。
・・・
よかった、お星様にしなくて。
ヒロオビジョウカイモドキの興味深い行動
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求愛行動:オスとメスが触角同士をこすり合わせる行動があり、オスの触角にある窪みは、メスとの間で化学物質をやりとりする器官として機能している可能性があるそうです。

ヒロオビジョウカイモドキの名前の由来|「ジョウカイボン」との関係
「ヒロオビジョウカイモドキ」は、「ジョウカイボン」という昆虫に形や生態が似ている(似てるかなぁ?)ことから“モドキ”という語を付加して命名されたと考えられます。
「ヒロオビ」については、翅鞘に幅広い赤色の帯があることから、「広帯」の意味で命名されたと思われます。
そして「ジョウカイボン」という名称の虫は、カミキリムシやホタルに似た肉食の昆虫です。

(↑ 帯広の城下で、芋の入った土器を持つ女性のイメージ写真)


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