侵入者(red dry bamboo longicorn)ベニカミキリ
今回は、4月下旬に発見した虫についてです。
写真を撮ったけど、忘れてたわけではないのですっ・・・・。
ちょっと放置していただけなのですっ・・・。
4月下旬に、加奈ぽこラボの屋上で見つけた、赤っぽい、カミキリムシっぽいやつです。
( ゚Д゚)

ということで、詳しく調べてみました。
ベニカミキリの名前と分類|和名・学名・分類群を解説
調べたところ、「ベニカミキリ」というカミキリムシでした。
(/ω\)
名前
和名:ベニカミキリ
学名:Purpuricenus temminckii
英名:red dry bamboo longicorn
分類
目:コウチュウ目(鞘翅目)
科:カミキリムシ科
属:ベニカミキリ属(Purpuricenus)
種:ベニカミキリ(Purpuricenus temminckii)

ベニカミキリの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
体長:約13~17mm
体色:鮮やかな紅色~赤色
頭部は、黒色。
前胸背板は、赤色で黒い紋があります。
上翅は、鮮やかな紅色~赤色です。
触角は、体と同じくらいの長さです。
大きさはそれほど大きくありませんが、赤い色がとても目立つので、飛んでいる姿でも見つけやすいカミキリムシです。

ベニカミキリの生態と食性|幼虫は竹を食べる!
生態・食性
「幼虫」
ベニカミキリの幼虫は、「マダケやモウソウチクなどの竹類」を食べます。
成虫が竹に産卵すると、孵化した幼虫は竹の内部に入り込み、竹の材を食べながら成長します。
そのため、ベニカミキリは竹林だけでなく、竹材を利用する場所でも問題になることがあります。
竹の内部に入り込んでしまうため、外から見ただけでは幼虫の存在に気づきにくいのも特徴です。
「成虫」
成虫は、クリ、ナシ、ガマズミ、ハゼノキなど、さまざまな植物の花粉や蜜などを食べます。
成虫は花の上で見つかることも多いカミキリムシです。
・・・
だから、加奈ぽこラボの「とげなし栗」の鉢の近くにいたのか・・・
(;・∀・)

ベニカミキリの発生時期と見られる場所
発生時期:4月〜8月に成虫が羽化・出現
見られる場所:竹林、竹林周辺、林縁、平地から低山地など
成虫は、クリやガマズミなどの花に集まることもあります。
幼虫がマダケやモウソウチクなどの竹類を食べて育つため、竹林やその周辺では特に見つけやすいカミキリムシです。

ベニカミキリは害虫か益虫か?
ベニカミキリは、竹に関しては害虫として扱われます。
特に問題になるのは幼虫です。
幼虫が竹材の内部を食害するため、竹材の品質を低下させる原因になります。
文化財や竹製品などでも、竹材内部に潜んでいた幼虫による被害が問題になることがあります。
ただし、成虫は花を訪れる昆虫なので、成虫そのものが植物の葉を大量に食べるような害虫ではありません。
つまり、
幼虫=竹材を食害する「害虫」
成虫=花を訪れるカミキリムシ
ということです。

ベニカミキリの名前の由来
ベニカミキリの名前の由来は、そのまんまです。
そのまんま東ではありません。
体が鮮やかな紅色のカミキリムシだからです。
特に上翅の赤色が非常に目立つため、「紅(べに)」という名前が付けられたと考えられます。
ベニカミキリの豆知識・トリビア
① 幼虫は竹の中にいる!
ベニカミキリの幼虫は、竹の内部に潜り込んで生活します。
外から見ると普通の竹に見えても、内部では幼虫が材を食べていることがあります。
② 成虫は竹を食べない!
幼虫は竹を食べますが、成虫になると花を訪れるようになります。
幼虫と成虫で食べ物が大きく変わる昆虫です。
③ 赤い色はとても目立つ!
ベニカミキリは、鮮やかな赤色の上翅を持っています。
この赤い色について、捕食者に「毒を持っている」と思わせる警戒色のような役割があると考えられています。(実際にはベニカミキリに毒はありません。)
④ メスは竹の表面に卵を産む
メスは竹の裂け目などを利用して産卵します。
ただし、どんな竹でもいいわけではありません。
生きた健全な竹や、伐採したばかりの新鮮な竹には産卵しないことが分かっています。
森林総合研究所の調査では、伐採後5日~5週間程度の竹が産卵に適していることが確認されています。

(↑ ベニカマキリの気持ちになって竹を探している女性のイメージ写真)


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