来訪者(Black Click Beetle)ウバタマコメツキ
先日(6月2日)に、台風が来ました。
夕方、台風が少しおさまってから、屋上の鉢植えチェックをしていると・・・
なんじゃ、こりゃぁ・・・・
黒くて、大きくてカブトムシとゴキの中間のような虫がいるっ ( ゚Д゚)

ということでとりあえずピンセットで捕獲 !
・・・
お、おぇっ (;゚Д゚)
ピンセットで思い切りつかんでもつぶれないし、しかもなんか、頭と体をゆっくり曲げて、そのあと一瞬で元の状態にもどして、体を「バチンバチン」言わせてる~!!!
ぎゃーーーーーーーーーーーーーー
ウバタマコメツキの名前と分類|和名・学名・英名・分類群を解説
調べたところ、「ウバタマコメツキ」というコメツキムシの仲間でした。
(;・∀・)
名前
和名:ウバタマコメツキ
学名:Cryptalaus berus
英名:Black Click Beetle
分類
目:コウチュウ目(鞘翅目)
科:コメツキムシ科
属:Cryptalaus属
種:ウバタマコメツキ(Cryptalaus berus)

ウバタマコメツキの特徴|体長・体色・形態的ポイントを紹介
大きさ・体の特徴
「成虫」
体長:約25〜40mm
・・・!? いやいや、絶対5cm超えてたよ!
体色:全身が黒色
体の特徴:細長い楕円形で光沢は少なく、マットな黒色をしています。
背中には細かな毛が生えており、近くで見ると意外とフサフサしています。
仰向けになると「パチン!」と音を立てて跳ね上がることができます。
これは胸部にある特殊な構造を利用したもので、外敵から逃げたり起き上がったりするための能力です。

「幼虫」
体長:約40〜60mm
体色:黄白色〜淡黄色
体の特徴:細長く硬い体を持ち、「テッポウムシ」のような見た目をしています。
朽木(くちき)の中で生活します。
ウバタマコメツキの生態と食性|幼虫は朽木を食べて育つ!
生態・食性
「成虫」
生態:春から夏にかけて活動します。
昼間に樹木の幹や地面を歩いている姿が見られます。
危険を感じると死んだふりをすることもあります。
食性:成虫は樹液をなめたり、ほとんど何も食べなかったりすると考えられています。
詳しい食性はまだよく分かっていません。

「幼虫」
生態:朽木の内部で数年かけて成長します。
倒木や腐った切り株の中で生活し、木が分解される過程に関わっています。
食性:朽木や腐植質を食べます。
そのため森林では「分解者」の一員として重要な役割を果たしています。
ウバタマコメツキの発生時期と見られる場所
発生時期:4月〜8月頃
見られる場所:雑木林、公園、庭木周辺、倒木のある場所。
特にクヌギやコナラなどの広葉樹林で見つかることがあります。
夜になると灯火に飛来することや、台風で飛ばされてくることもあります。(/ω\)
ウバタマコメツキは害虫か益虫か?
ウバタマコメツキは基本的に益虫寄りです。
幼虫は朽木を分解するため、森林の物質循環に役立っています。
生きている健康な樹木を枯らすことはほとんどありません。
そのため、園芸や果樹栽培で大きな問題になることは少ない昆虫です。

名前の由来|「ウバタマコメツキ」の意味と語源
「うばたま(烏羽玉)」とは、古い日本語で「黒く美しいもの」を意味します。
全身が真っ黒な体色をしていることから、「ウバタマコメツキ」という名前が付けられました。
また、「コメツキ」は仰向けになった際に跳ね上がる動きが、昔の米つき動作に似ていることが由来とされています。
ウバタマコメツキの豆知識・トリビア
① コメツキムシの仲間は、仰向けになると「パチン!」という音を立てて空中へ跳ね上がります。
② 幼虫は朽木の中で数年間も生活することがあり、成虫期間よりはるかに長い時間を幼虫として過ごします。
③ ウバタマコメツキは全身真っ黒なため、一見するとゴキブリや別の甲虫に間違われることがありますが、人を刺したり噛んだりすることはほとんどありません。
④ 森の中で倒木を分解する役割を担っており、自然界の掃除屋のような存在です。

(↑ 和菓子の「烏羽玉」と「こめ」をつけている甘いもの好きな男性のイメージ写真)

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